リリース初日に「CASH」アプリを使ってみた備忘録。

アプリ

2017年6月28日金曜日、Twitterを見ていたら、目に入ってきた『CASH』アプリ。

よく理解せぬまま、怪しいアプリを使ってしまったのだろうか、とも思いつつ、

好奇心もあり、利用してみました。

現在、iPhoneのみ対応していて、Androidはこれからのようです。   現在、Androidでも対応。

そしてサービスは一時停止中とのこと。  現在再開しました。

CASH(キャッシュ)

 

CASH(キャッシュ)
開発元:Bank, inc.
無料
posted withアプリーチ

公式HP→https://cash.jp

CASHってどんなサービスなの?

CASHのアプリの中の利用方法などを見ると、いたってシンプルで、あんまり深いことは書いていませんでした。大丈夫かな?

私が最初に理解した内容は、

  1. ブランド物やiPhoneなどを査定してもらい、出た査定額を受け取れる。
  2. 電話番号の認証だけですぐに始められる。
  3. お金はすぐに振り込んでくれる、振込手数料が250円かかる。
  4. 2ヶ月以内に品物を送るか、または、15%の利息を上乗せした金額を返金する。
  5. 買い取り額は、価値が高いものでも上限2万円。
  6. 相手に商品を送るのは、ヤマト運輸の集荷サービスで着払い。

とてもざっくり。もしかしたら裏があるかもしれないけど、もしこれが解釈と大きく違って、お金を返せ!って言われても、最悪3000円ちょっとの損失?でもその可能性は低そうだ。まずはちょっとやってみよう。

こういうときは、好奇心が私を動かすんです。

状態の良くない服でも1000円の査定額が出ていたブログを読み、へー、すごーい。うちに何かあるかな?探してみました。

まずは、電源の入らないiPhone4があったのでそれを査定・・・・と思いきや、商品選択項目の中には、iPhone4がありませんでした。オー、ノー。

今、査定そのものが一時ストップしている状態の為、そのアプリの買い取りできるブランドや商品を詳しく見ることはできませんが、iPhoneだと、iPhone6S以降だったような。

iPhone6Sだとしたら、壊れていなければ、価値は2万円以上だと思うので、ちょっと損かな?

というか、壊れているものは、駄目みたいです。Q&Aに書いていました。

そして、我が家にほとんどブランド物がなかった。残念。

家の中を物色したところ、以前お下がりでいただいた、子ども用のサンダルやブーツが。サイズアウトして履けなくなり、メルカリなどで販売しようかな?と保管しておいたもの。

ブランドでいうと、「asics」や「PUMA」、私は知らないけど、「Ampersand」とか。コンデションは、控えめに、良くないを選択。

探せば欲しい人はいるだろうな、と思いつつ、メルカリで売っても、送料や手数料を考えると、手間賃の方が大きく勝ってしまって、どうしようかな?としまい込んでいたもの。

例えば、メルカリで送料込み1200円で売れたとしても、そのうち送料が600円、手数料が120円引かれると、手元に残る売上金は480円。1000円でしか売れなかったら、300円の売り上げ。あんまり楽しくないですよね。薄利多売かな、と。

そんな事考えつつ、1000円くらいになるといいなー、と試しにCASHで査定してみたところ、なんとキッズ用子供靴が、1000円に!

ええ?本当?

欲が出てきて、面白くなりました。

3足連続1000円続き。もうこれだけで3000円。

急いでやっちゃおう!というのが直感

直感的に、『まだサービスが始まったばかりだから、ゆるく何でも金額がつくんだ!そうか。そうか。これは宣伝費みたいなもんだ。これが本当なら、美味しすぎるサービスだし、今後もっと査定額が100円とか50円とかもあるんじゃないか、だから今のうちに査定できるものは査定しよう!』と思いました。

必死(笑)

選べるアイテムにH&Mなどもありました。結構リーズナブルな商品も多いのに・・・。我が家にはH&Mは無かったです。ユニクロならたくさんある!と思って、見てみましたけど、ユニクロは、査定対象に入っていませんでした。残念。

探して見つけたのは、どれも使用していなかったもの。これらも捨てるにはしのびなく、かといって、売ってお金になるような価値は、私には、ないと感じます。(それくらい状態が悪い)

PORTERのショルダーバッグ 1200円(最高値)昔は気に入ってはいたけれど、今はもう全く使っていなかった。小さすぎて、携帯を入れるのがやっと、というレベル。

TwinkTwinkのサンダル 1000円 このロゴを読み取るのが、文字がすり切れていてやっと。これが、ブランド物なの?というレベル。若いときに買ったんですね。持っている事さえ、知らなかったです。よく捨ててなかったな。なんか、汚れている。

asicsのスニーカー 1000円 これはまだ履いてもよかったかな、ウォーキングのときとか。これを手放したら、スニーカーないな。でも、そんなに履き心地がいい訳でもなく、お気に入りでもないし、この際、手放そう。断捨離のいいタイミング。

Pinky&Dianneのバッグ 1000円 これは結構、気に入っていたかも。でもタンスの奥に仕舞い込んだまま、だいぶ使っていなかったんだね。だから、手放すきっかけをくれてありがとう、と言いたい。

ファッション関係に全く疎く、これどうかな?と思ってみても、売れないものも多かった。

これだけたくさんの、ブランド名があるというのに。。。スクロールしてもしてもたくさん出てきます。

ああ、もう無いけどLACOSTEのベスト、高校のとき、着ていたな。

GUCCIやCOACHの古びた財布を捨ててしまったことは大後悔。。。

でもとりあえず査定できそうなのを探して、パシャパシャ。

状態が悪い(★1)で、全て1000円以上の値がついた。最低金額が1000円なのかもしれません。

私は、かき集めた結果、7点をキャッシュ(現金化)にすることができました。

こんなにファッション性のない我が家にもかき集めればこれだけのお金になる。

さっそく梱包し、2日間にかけて集荷にも来てもらいました。段ボールの数、5個分。(途中までアイテムごとに段ボール分けないといけない、と勘違いしていたため、多くなってしまいました。)

着払いの伝票を持ってきてくれたヤマトさんが、次の日集荷に来てくれました。

むちゃくちゃ楽です。

着払いの伝票には、送料756円と書いてありました。送料だけで3780円、、、。(きっと割引されているはずでしょうけど・・・、どうなんでしょう?)

はたして、こんなサービス、いつまで続くのでしょうか?

指定ブランドのものを持っていて処分してもいいと思っている人なんて、星の数ほどいると思うし、たくさんの人が利用するときに対応できるのか?

そして、もし不正を働いて、甲(CASH)が乙(利用者)に返金を求めたとしても、膨大な数の不正する人相手にどこまで回収できるのか?

なんだか、よくわからなくて狐につままれたような気分でした。

CASHはサービス開始から約16時間で、査定機能を一時停止しました。

アイテムがキャッシュ化された金額、

おおよそ、3億6千6百万円!たった16時間で。

査定だけしておいて、キャッシュにする、しないを選択していない人もたくさんいるはずだから、それも含めたら、4億以上なんじゃないか、と想像してしまいます。

でも、私としては、ほとんど使わないくせに捨てられなかった物を7つも手放す事ができたのはとても嬉しかった。手元から無くなったことに清々しさも感じてしまいました。

とても感謝の気持ちでいっぱいです。

よく利用規約も読まぬまま、見切り発車でCASHを使ってみて、その後落ち着いて、ニュース記事とか、他の方の体験談とか、利用規約をじっくり読んでみたけれど、

特に虚偽になるような事は何もしていないつもりなので、大丈夫そうかな、と。

選択したブランドとは全く関係のない商品を査定して送っている人もいるみたい。お金はもう振り込んでもらっちゃってね。だからといって、それで利用者にとってのペナルティを会社は出せるのでしょうか?せいぜい、同じサービスが使えない、くらいのブラックリスト化でしょうか?

半分、会社の泣き寝入りなんじゃないかと。頭のいい利用者もたくさんいそうだし・・・。

最後まで利用しても、名前と住所と、口座と、携帯電話番号しか伝えていません。生年月日さえ伝えていないので、個人情報としてはいまいち弱いような気がします。

これから、再開するのでしょうかー。本当に不要なものであれば10円でも100円でも値段がつくことは嬉しい。でも、送料のことを考えると、難しいですよね、会社としては全然割に合わない。

考えれば考えるほど謎は深まるばかり。私なんぞが考えても仕方ないことかとも思いますが。

あくまで1ユーザーの、体験記にすぎませんが、私には、とても貴重な体験でした。