我が家では、2人の子供にたいして、『コープ共済たすけあい』に加入しています。
生協の組合員だけが、加入できる共済。うちは、パルシステムの組合員ですが、コープみらいとか、東都生協とか、ゆめコープとかありとあらゆる生協の組合員なら、申し込みできます。
生協と言えば、配達料やカタログ代が毎週かかりますが(特典などによりかからない場合もある)、商品の注文は全く必要ない場合、商品やカタログの配達をストップしていても、組合員であれば、継続できるようです。
「でも、子供には、乳児医療証があって、病院でお金かからないでしょ?保険は必要ないんじゃない?」
いえいえ、コープ共済は、コスパもよくて、優秀な保険なんですよ〜。加入していると安心なことが多いのです!
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コープ共済の保険料はいくら?
コープで扱う共済の中にも、大人向けや、子供向けなど色々ある中で、我が家が加入しているのは、『ジュニア20コース』という商品です。
ひとり1000円の掛け金と、170円の個人賠償責任保険を付けているので、兄弟2人分で、合計毎月2170円。
個人賠償責任保険は、ひとりに付けると世帯全員分が保障されます。
子供のいる世帯で、個人賠償責任保険に入っていない家庭があるなら、なんで入ってないの?と思うくらいです。たった170円という掛け金に対しての安心感がものすごいコストパフォーマンスがいいと思うのです。
加入条件
まず、どんな人が加入できるのか?
満期が20歳なので、生まれた時から、成人するまでの間、加入できます。子供の保障に特化した、子供の為の保険だと思います。同じコースなら、0歳からの加入でも、10歳からの加入でも、月掛金は一緒の1000円。わかりやすくていいなーと思います。
ジュニア20コースのコースは3種類。
J2000円のコースなんてのもあるんですね。でも、J1000円で十分と個人的には思います。
一番右のJ1900円は、健康状態に不安がある人でも入りやすい、加入条件がゆるやかな商品です。
医療保険と共済の違い
しっかり保険を考えている親御さんだと、生まれたばかりの子供にも一般の生命保険会社で、大人と同じ医療保険に加入する方も結構います。(元保険屋としての実感)
その理由としては、終身保障だったら、若い内に保険に入ると掛け金が大人になっても安いままだから、って思っての加入かな?と思います。
ただ、一般的な医療保険って、結局、入院や手術して初めて給付金を受け取れるんです。
入院のリスクももちろんあるだろうけど、入院よりも、おこりがちなのは、ちょっとしたケガな気だと思います。
民間の生命保険会社での医療保険1000円くらいの掛け金だったと仮定して、うちが加入しているコープ共済と比較してみます。
ケガをして通院した!まっ、たいしたケガじゃないんだけどね。
医療保険→対象外。
コープ共済→1回の通院で2000円の給付金。領収書は必ず請求の為に保管を。かかった医療費が0円でも、発行してもらってくださいね。
骨折しちゃった!手術まではせずに済んだけど、ギプスを1ヶ月も装着。通院は週に1度だけど、不自由な生活で困っちゃう。
医療保険→対象外。
コープ共済→ギプスを付けている期間も、0.5日分の給付金がもらえます。4日通院して、8000円。30日のギプスで15日分の通院給付金も受け取れるので、合計38000円の給付金。
まさかの入院!子供とはいえ、親が付き添う分、ママの仕事もお休みで、収入減、支払い増。
医療保険→月の保険料が1000円程度なら、恐らく入院日額5000円。1回の入院限度日数は60日が一般的。2泊3日の入院で、15000円の給付金。
コープ共済→1日6000円。多いにこしたことはないですね。1回の入院日数の限度も360日と長いです。2泊3日の入院で、18000円の給付金。
子供の自転車よろよろ運転。駐車している車に、当たって車を傷つけちゃった!
医療保険→対象外。
コープ共済→個人賠償責任保険をつけていたら、安心。まずは電話をして相談してみてください。どんなに気が動転していても、ちゃんと優しく聞いてくれます。個人賠償については、我が家は一度お世話になりかけました。
突然の事で、責任問題となると、気が動転しますから、相談できる窓口があるというのは、何よりも精神的に心強いものです。個人賠償責任保険は示談交渉サービスもついています。
これは、もし、相手が身近な知り合いだったりした場合も、被害者の人が当事者に面と向かって、言いづらい事も言いやすいだろうし、感情的にもなりません。
家族全員の安心がたった170円、って驚異的な金額じゃないですか?損保の取り扱いがない生命保険会社の場合は、個人賠償責任の保障はつけたくてもつけることができません。
なんと!毎年の割戻金。実質保険料は、月1000円以下だった。
ちょうど今くらいの時期ですが、毎年『割戻金通知書』というのが届きます。1年間の決算報告書もついてきて、実際の共済掛金等の収入から、共済金の支払いなどもろもろを引いて、剰余金が出た場合、その一部を割戻金として分配してくれるシステムの様です。
貯蓄型の保険も、配当金なんて望めない様なこのご時勢、すごいなあ。と思います。仕組みが違うんでしょうね。『たすけあい』って名前がぴったりだと思います。
今年は、ひとりにつき、1946円の割戻金が戻ってきます。二人分で、3892円。無いより嬉しいですね。9月中には振り込まれました。
実質の保険料は、月840円位ってことですね。安いです。
その他の保障
子供が亡くなるなんて事は普通あんまり想定していないので、気にも留めてませんが、一応死亡保険金もあります。
また、扶養者が事故で亡くなった時にもらえる保険金が100万円。例えば我が家では、夫が子供の扶養者なので、夫が亡くなったときに、子供二人分の加入で200万円。
でも、夫が死んだら、とても困るので、健康と事故にはくれぐれも気をつけてもらいたいものです。
まとめ
保険に入っていても、その保険を使わないでいられるのが一番かと思います。
これだけ何十年も、掛金払っているのに、一度も給付金もらっことないわよ!ああ!損した!
しかも掛け捨てなのね!ふん!と怒って言う人もいると思うけど、一度ももらう必要がない位、元気に過ごせたなら、それが一番じゃないですかね。
保険は入っている時ほど、役に立たず、解約した途端何か起こる、なんて事もよくありますから。
お守りの様な気がして、私は保険を完全に切り離せません。
だけど、やっぱり自分の入っている保険の保障内容くらいはたまに見返す程度でもいいから、把握しておいた方がいいと思います。
そしてせっかく同じ様な保険料を掛けるのであれば、受け取りやすい保障内容の保険を選んだ方がいいと思います。一般の医療保険も各会社で内容が全然変わるでしょうが、ぜひ家族にとっての必要な保障は何なのかを考えながら、比較してみるといいと思います。