知識ゼロからはじめる確定拠出年金(iDeCo)

初心者の確定拠出年金

以前に比べ、ちょっとだけお金を貯められるようになった我が家。

最近、興味を持っているのは、「確定拠出年金」です。

国民の義務である公的年金と違って、自分で老後に備えましょう、と国が色々な優遇措置を加えている年金制度です。

加入は任意ですが、この制度、群を抜いて有利なのだそう。

60歳以降の老後に特に不安を抱える我が家、ぜひ、やってみたい。月に1万円程度だったらできるんじゃない?

でも、何から手をつければいいのかわからない。

投資するのを自分で選ぶとか、金融機関によって手数料が変わるとか、住宅ローンがあれば条件が変わるとか、税金が安くなるとか断片的にいろんな情報は入ってきても、

結局、何をどうしたらいいのか?我が家の場合はどうなのか?がよくわからず私には難しそう、と調べる気力が湧かなかったんです。

そんな時優しく、教えてくれたのが、Twitterつながりのお友達。macchiさんという方。以後、先生なんて呼んじゃいます。Twitterからメッセージを送ってくれました。

先生
先生

こんばんは~☆ 確定拠出年金をはじめてみたいという記事を拝読しまして、DM送りました♪

わたしの意見・見解ですが、と前置きした上で、我が家の場合のメリットなど教えていただきました〜!(泣けるくらい嬉しかった。)

あくまでも我が家の場合ではどんな感じにメリットあるか、教えていただいたことを元に自分でも調べてみました。

我が家の条件

先生
先生

ご主人もしくはたまよさんは企業型確定拠出年金に加入していますか?

加入していません。勤め先にそのような制度もありません!

企業型確定拠出年金は、掛け金を会社が負担。(従業員が上乗せをするケースもあり)

個人型確定拠出年金は、掛け金は全額加入者の負担。

我が家では、夫婦2人とも会社にそういった制度がなく、個人型しか選べないので、今後、個人型確定拠出年金のことだけを考えます。

うちは夫婦共働き。

妻である私もフルタイムで働いています。派遣なので、今後どうなっていくのは私にもわかりませんが、今後もずっと2馬力で頑張っていく予定です。

我が家の状況

夫(42歳) 課税所得およそ 270万円
妻(37歳) 課税所得およそ 170万円
住宅ローンなし
医療費は10万円超えることはまれなので、おそらく医療費控除の確定申告、予定なし。

こういった場合には、税金面ではどんなメリットがあるのでしょう?

月に1万円の掛け金でやるなら夫と妻どっちがいい?それとも5千円ずつ分ける?

先生
先生

年収が高いほう。節税効果が高いからです。 手数料は1口座あたりにかかってくるので、ご主人かたまよさんのどちらかにまとめたほうがいいです。

もっと具体的に教えてもらったところ、わかりやすい計算をしてもらいました。(所得金額は2016年の源泉徴収票で確認しました。)

iDeCo、節税の計算式

課税所得195万円以下⇒掛金の15%節税 ⇦私に当てはまる。
課税所得195~330万円⇒掛金の20%節税 ⇦夫に当てはまる
課税所得330~695万円⇒掛金の30%節税
課税所得695~900万円⇒掛金の33%節税

※掛金の拠出による節税金額の計算式→年間の掛金×(自分の所得税の税率+住民税の税率10%)

我が家の場合の具体的な節税額

例えば、夫の場合、月1万円だと12万×20%で2.4万円、月2万円だと24万円×20%で4.8万円節税。

私の場合は、月1万円だと12万円×15%で1.8万円、月2万円だと3.6万円の節税になる、とのこと。

仮に1万円の拠出した場合、42歳だと60歳まで18年間。2.4万円×18年で総額43.2万円の節税

37歳の私は、1.8万円×23年間で総額41.4万円の節税

所得控除という税制メリットだけで考えると夫の方が有利、という結果に。

なるほどすぎる。私の知りたいことをピンポイントで教えていただき感謝!

先生
先生

所得税は、階層が一個上がると「新たに増えた分」の税率が上がるしくみです。そのため、課税所得によっては節税額が異なる場合があります。

正確な節税額を知りたい方はこちらのサイトでシミュレーションしてみてください
税制メリットシミュレーション(日本生命HPより)

毎年の節税の他に、運用時の利益にも税金優遇が。つまり、ダブル節税!!!

確定拠出年金は、自分で掛金を拠出し、それで投資信託などの金融商品の運用をします。通常、ここで利益がでた場合には、運用益に対して約20%近くの税金がかかるのですが、この税金が0円という優遇。

我が家ではもともと、投資のたぐいをしてこなかったので、それどーした?って感じなんですが、もし月に1万円を投資をしてお金を増やそう、と考えているのだったら、断然、確定拠出年金の方がいいんじゃない?と思うわけです。

とにかく、確定拠出年金は税制メリットが多い制度、というのはよくわかりました。

証券会社はどこを選べば?

先生
先生

証券会社えらびが大事で、SBIか楽天がおすすめです。 どちらがいいかはお好みでOK。ただし、現時点では受け取り方法の面で楽天がちょっとだけ有利です。

SBI証券か、楽天証券がいい、というのは色んなところで言われていますね。

確定拠出年金をするにあたり、必ずかかる手数料が、初年度4781円。2年目から年間2004円

それ以外に、証券会社でかかる運営管理手数料が、楽天やSBIだと、ずーっと0円というのが魅力の要因。

他の証券会社は、証券会社への手数料が月に300円くらいかかるようなので、年間3〜4千円の差は大きいですよね。

ちなみに、先生とこのやり取りをしていた時は、なんとなくSBI証券がいいな、と思っていたのですが(完全に名前の響きで比較していただけです。)

今は、楽天証券の方が使いやすそうな気がして、悩んでいます。

運用方法は色々

先生
先生

投資方法ですが、ご自身がどれだけリスクを取りたいかで決まります。

1.確定拠出年金は運用したい。手間がかかってもいいのでベストなパフォーマンスを目指したい

2.確定拠出年金は運用したい。ベターなパフォーマンスでいいので手間はかけたくない

3.損はしたくないのでリスクは取りたくない

ここを答えていただければ、あくまでわたしのおすすめですが、さらにアドバイスさせていただきます~☆

投資方法についても、アドバイスもいただきました☆

半分はリスク高めで、ハイリターンを狙い、もう半分はちょっとローリスクを選ぶとかできますか?

先生
先生

分散するやり方もありますよ!

やり方について細かい内容は、まだ私が理解しきれていないのもあり、ここでは控えます。

もうちょっとステップアップしてから、結果なにを選んだかもいつか紹介していきたいと思います。

まず、はじめてみる

全くもって、どこから調べたらいいかわからない状態だったものが、macchi先生に、始める前の知りたいことを教えてもらったおかげで、自分でも調べることができるようになりました。

同じ文章を見ても、頭に入ってこないことが、ある程度の知識がちょっとついただけでぐんぐん入ってきます。これって快感。

まずは、楽天証券に、資料請求をしてみました。加入申込書付きです。

なんでも、やってみないとわからない、逆にやってみたらすごくわかってくると思うんです。

なので、まず始めてみようと思いました。

前に進む!

楽天証券のコールセンターに電話で問い合わせたりもしました。

とても優しく教えてくれたので、ここでも楽天証券に好感を持ちました。

節税の内容はわかりましたが、実際にどのような方法で払った税金が戻ってくるのでしょうか?

楽天証券
楽天証券

所得税は、生命保険料控除と同じように、証明書(小規模企業共済等掛金払込証明書)が秋頃に送られてくるので、勤務先に提出。年末調整で戻ってきます。住民税は来年の6月に確定します。ただし、今年は例えば11月から拠出が始まったとして、証明書の発行が間に合わないため、確定申告をする必要があります。

ということでした。

例えば急いだとして、今からの手続きだと10月20日までの到着で、11月に引き落とし開始には間に合うみたい。(た、多分)※問い合わせたのは、9月初旬です。

加入にあたり、必要書類は3つ。

確定年金拠出に必要な書類

・個人型年金加入申出書(第2号被保険者用)
・事業登録申請書 兼  第2号加入者に係る事業主の証明書
・本人確認書類のコピー

3番の「事業所登録申請書 兼 第2号加入者に係る事業主の証明書」は、勤務先に書いてもらう書類。これは、企業型の確定拠出年金の制度がない事業所ですよ、という証明みたいです。とにかくこれを会社に書いてもらわないことには、加入申込ができない。

なので、まず我が家がすることは、夫に確定拠出年金の説明をして、加入することに賛同してもらえたら、夫の勤務先に書類を書いてもらうようお願いすること。

まずはそこからですね!

初心者向けの売れている本を一冊、購入しました!勉強します。