ねんきんネットというのをご存知でしょうか?このたび、あえて目を背けていた公的年金について、ようやくちゃんと現実を見なければ、と思いはじめました。
ねんきんネットは、登録さえしてしまえば、自分の年金支払い情報にあった試算ができるので、将来の年金について具体的に考えることができます。
ライフプランを作りたい。
macchiさんのブログ、住宅・教育・老後資金は、いつまでに、いくら必要?簡単なライフプランを作ろう!という記事で、私も将来のライフプランを作って、どれくらいの貯金が必要なのかを把握したい!
と思ったはいいものの、
退職金はほとんどアテにできないわ、今の資産も少ないわで、知るのが怖かったのもあるんです。
いくら必要?と試算してみて、とうてい貯金しても無理な金額だったらどうしよう・・・と。
でもそれならそれで、どうすればいいのか考えないといけないしね。
現実を知ることがまず第一歩。目をそむけてはいけません。
ライププランを作る上で、重要な年金額試算。
一般的な話は、あくまで一般論。
この前、職場に営業に来ていた生保レディが、年金試算できます、というチラシをもっていたので、お願いしました。
年齢だけ聞かれたんですけど、数日後いただいたのは、年金だけではなくて、「生涯設計プラン」という立派な試算表でした。
しかし、平均的な会社員給与で、計算された試算だったので、悲しいことに我が家の実際とはだいぶ違う・・・。
役に立たなかった・・・ということもなかったです。平均的な金額を知る事も大切。
我が家のもらえる年金額は、平均より少ないのだな、ということはわかったのだから。
かといって、毎日職場の入り口で立っている生保レディさんに自分んちの詳しい収入などの個人情報をお伝えしてまでライフプランを作ってもらおうとは思いません。やはり、知られたくないのなら、自分で作るのが一番だという事です。
我が家の老後の悩み、それは、
夫婦ともに、基礎年金の未納があること・・・・。がーん。
今はふたりとも勤務先で、厚生年金で強制的に天引きされていますが、以前は年金なんて、どうせ私たちの老後にはもらえないでしょ?興味ないなあ〜。なんて、国民の義務でもあるのに、目の前のお金しか見ていませんでした。
夫も数年前に転職して今の仕事をしていますが、18歳で就職していた会社も厚生年金ではなかったときいて、ちょっとびっくりしました。
しかしその事を知ったのもつい最近。今まであまり興味なく聞くこともなかったのだと思います。
若いうちは、「年金なんてららーらーららららーら〜♪」なんて感じでしたが、今の時代、どんなに料率がいい個人年金だって、一生涯、支払い続けられるような商品なんておそらくありません。
いわゆる民間の保険会社で、終身年金の商品がもしあったとしても、ものすごく高い保険料で、支払われる年金もごくわずかであるはずです。
なんだかんだ、死ぬまで面倒みてくれるのが、国民年金。
こんな不安定な世の中で、老後の心配がちらつく、アラフォーな私たちは、今は「年金様〜〜〜!」という心境なのです。
支払っていなかった事実を後悔しててても仕方が無い。
ひとつずつ整理していくべきことです。
年金試算は、ねんきんネットがとてもわかりやすかった。
毎年お誕生月あたりに送付されてくる「年金定期便」すら、あまりちゃんと読まずに捨てていました。
見たくないというか、面白くないというか・・・。
見てもよくわからないんですよね。
加入実績に応じた年金額、というのが記載されているのですが、それは将来払う予定の年金を含まない計算になっていて、今例えば年金支払いをやめたとしてももらえるだろう金額になっています。
でもその金額ではイマイチよくわかりません。
一体、将来いくらくらいの年金がもらえるんだろう?
[st-kaiwa2]ま、いっか、もらえる時期になったらわかるでしょ![/st-kaiwa2]
って、いやいやいや〜!それじゃ駄目でしょ!
そこで、ねんきんネットが役に立ちました。もらえる金額がすぐに計算されるのです。
ねんきんネットの登録は手元に何も資料がなく、初めての場合、数日かかります。
新規登録をすると、本人確認の為、ユーザーIDが載ったハガキが自宅に届き、初めてログインできます。
ねんきんネットでできること。
ログインすると、自分の年金の支払い状況が具体的に細かくわかります。
ねんきんネットでできることは、下記です。
▶︎年金見込試算、が気になりポチリ。
試算の仕方も3つありますが、ここは、かんたん試算で。
今のまま、60歳まで働き続けた場合の試算ができます。かなり現実的。
将来の年金額が試算できました。
どきどき。ぽちっとな。してみますとですね、
年金試算額が出てきました。月額で出てきますが、年額にした場合はこんな感じになりました。
夫『約108万円』
妻『約104万円』
ふたり合わせて、210万円!!!
く、暮らせるでしょうか????
ちなみに、今の仕事をずっと続けた場合なので、例えば仕事を辞めてしまって、厚生年金が無くなると、もっと年金額は少なくなります。
これは、かんたん試算の下の、『質問形式で試算』でシュミレーションすることができます。
210万円、少なく思いますが、あと25年後に、年金額が全体的に引き下げられている可能性もあります。
年金額よりも老後にどんな暮らし方をするか、ということを考えておくのも大事。
また、夫の両親はもともと自営業で、今、年金暮らしをしています。厚生年金の上乗せ部分が無いため、ふたりの年金額は、夫婦ふたりで、156万200円。未納がある私たち夫婦の試算よりももっと少ないですね。
でも、堅実な暮らしをしており、周りを心配させるような事は一切ありません。それどころか、遊びにいくとご飯を食べさせてくれたり、子供たちの好きなお菓子を買ってくれていたり、衣服など買っていただくこともあり、とても助かっています。
生活が大きくなければ、充分暮らせるんだな、という見本でもあります。
また、夫婦の合算金額で想定していますが、どちらかが亡くなればまた受給額も大きく変わってきますよね。
考えたらきりがないので、難しいですね。
未納分の年金を今から支払う事を検討中
今は、最大5年間さかのぼって年金の未納分が払えるようです。
支払える分があるのか、正確にはわかりませんでしたが、ねんきんネットによると、私も夫もそれぞれ約20万円くらい追納できるとありました。
1カ月分の後納保険料を納付することにより、増額する老齢基礎年金の目安は、年額約1625円だそう。
具体的に、年金ネットでも後納した場合としなかった場合の比較をすることができました。
私が、約20万円を後納した場合、増額分で、元がとれるのが、なんと85歳の時・・・。
微妙・・・。
でもこうして悩んでいる間にもきっと後納できる月数がどんどん少なくなっていくかもしれません。
とても悩ましいです。
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